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2015年6月1日

歯周病と歯肉炎の境目

歯の断面図

image247 院長です(^^)

今日は歯周病について掘り下げて書きます!

*どこからが歯周病?*

歯周病とは、歯を支えている歯肉や歯槽骨などの歯周組織が細菌によって侵される病気です。

たかが歯の病気とあなどってはいてはいけません。

全身へも取り返しのつかないほど大きな影響が現れる怖い病気です。

しかし、突然歯周病が現れるわけではありません。

必ず初期の症状があり、それを経過して歯周病となっているはずです。

健康な歯肉を取り戻すことが可能な時期もあります。

いち早く黄色信号をキャッチするためにも歯周病の初期段階である歯肉炎との境目を確認しましょう。

・歯肉・

歯肉は歯を支えるだけではなくその下の組織をも守る役割があります。

内部には毛細血管が張り巡らされ、新鮮な血液が流れています。

万が一細菌や毒素が入り込んでも白血球が体内への侵入をガードします。

・歯根膜・

歯根膜は歯と歯槽骨の間にあって、両者をつなぐ役目をしています。

コラーゲンを作る細胞があって歯周組織に弾力やみずみずしさを与えてくれています。

大変新陳代謝の活発な組織でここでも歯をガードしています。

*自覚症状のない間が歯肉炎*

これらのガードをすり抜けて入り込んだ歯周病菌は、強力な毒素で歯肉を傷つけます。

歯肉は炎症を起こし赤く腫れ、ときには出血もあります。これが歯肉炎です。

言い換えると歯周病の第一段階です。

ほとんど痛みはありません。

歯肉炎を治療せずに放置していると炎症が歯根膜や歯槽骨などの歯周組織へ広がり、どんどん深くなる歯周ポケット(図を参照)の奥深くでは歯周病菌をはじめとする細菌が増殖し続けます。

その頃にはおそらく歯は動揺が始まりぐらぐらしていることでしょう。

ここまで進行すると、すでに歯周病です。

つまり歯肉炎は歯周病への一過程です。

歯周病になる人は必ず歯肉炎になっています。しかし、決して歯肉炎になる人すべてが歯周病になるわけではないのです。

*定期的な口腔チェックで進行ストップ*

歯肉炎の段階で踏みとどまれば、歯周病に進むことはないのです。

どうすれば踏みとどめられるか。それは定期的な口腔内チェックです。

毎日のブラッシングができているかどうか、プラークが残っていないか、歯石がたまっていないかなど、歯科衛生士がチェックしてクリーニングをすることで進行はほとんどストップします。

当院では3ヶ月に一回のメンテナンスをおすすめしております。

なにかご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

078-793-1320