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2015年5月20日

歯周病菌とはどんなもの?

yjimage 院長です(^^)

今日は怖い怖い歯周病菌のおはなしです…

*これが歯周病菌だ*

画像は歯周病菌の電子顕微鏡画像です。

歯周病菌の正式名称は「ポルフィロモナス・ジンジバリス」と言います。

舌を噛みそうになる名前ですが、世間では「歯周病菌」と呼ばれています。

さて、その歯周病菌のおはなしですが、口内には300種類以上の細菌が住んでいます。

そのなかでも歯周病の原因となるのは「嫌気性グラム陰性菌」という種類の細菌です。

画像は、その内の一種です。

嫌気性というのは、名前の通り空気を嫌う性質で、歯肉の奥深くに潜んでいます。

現在は、嫌気性グラム陰性菌の「ポルフィロモス・ジンジバリス・フゾバキテリウム・ヌクレアタム・ベイヨネラ・バルビュラ」など、10種類ほどの細菌が歯周病菌として分かっています。

虫歯と歯周病の違いは、虫歯は細菌が出す酸に歯が溶かされ発生しますが、歯周病は細菌によって歯肉や骨が侵されるものです。

どちらも恐ろしい感染症であることは違いありませんが、免疫反応による影響が強いのは歯周病菌です。

*若さが歯肉を歯周病菌から守る*

ところで歯周病はなぜ中高年に多く、小中学生など若い世代にあまりないのでしょうか。

歯周病菌は細胞膜そのものに毒をもっていて、触れただけでも炎症が起きます。

しかし若ければ多少歯肉が炎症を起こしたとしても、活発な新陳代謝でどんどん細胞が生まれ変わり、傷ついた部分を修復していきます。

ところが歳を取れば取るほど再生能力は低下し、中高年の場合は精一杯修復したとしても、直しきれない状態が続きます。 それが徐々に蓄積して歯周病ができあがるというわけです。

加齢が歯周病を後押しするようなものです。

せめて歯周病に立ち向かう気持ちだけでも若く保ち続けたいものです。

078-793-1320