2015年4月20日
最初は仕上げ磨きが肝心

今日はお母さんの仕上げ磨きについてです♫
*お母さんとの楽しいふれあい*
乳歯のころから虫歯になることを予防するのは大切です。
しかし、ただでさえ柔らかく虫歯になりやすい乳歯を守ることは、とても大変なことです。
そこで、お母さんをはじめとするおとなの皆さんへのお願いです。
小さなお子さんは、歯の間や奥歯など、歯ブラシの届きにくい場所はうまく磨けません。
せめて1日1回の仕上げ磨きをしてあげましょう。
*仕上げ磨きは寝転んで*
NHKテレビの幼児番組でやっていた「仕上げ磨き」を覚えていますか。
寝転んだ幼児が、お母さんのひざに頭をおいて磨いてもらっていましたね。
あの姿勢がもっとも口のなかをのぞきやすく、また磨きやすい姿勢です。
仕上げ用の歯ブラシで、歯をしっかりとチェックしながら上下の表、裏、噛み合わせをていねいに磨きましょう。
歯ブラシの持ち方はちょうど鉛筆を持つように持ってください。
お子さんに手鏡を持たせて、歯磨きの仕方をみせてあげるのもいいですね。
*いつまで必要?*
もっとも虫歯になる危険性が高いのが「六歳臼歯」。
何も無いところへ生える奥歯なので気が付かないことに加え、歯ブラシが届きにくいのが主な原因です。
自分で磨けるようになっても、時折歯をのぞいてチェックしてください。
丈夫な永久歯が生えそろったことが確認できれば、仕上げ磨きの最終ゴールです。
だんだん自立して親の手を離れていく子どもたちとの、大切なスキンシップと考えて、気長に見守ってあげましょう。
もりした歯科医院では歯科衛生士によるブラッシング指導をさせて頂いております。
お気軽にお問い合わせください(^^)
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