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2013年11月29日

歯のはなし23 歯並びが悪い?

待ちに待った子供の歯。ちょこんと白い歯が出てきた赤ちゃんの笑顔は、なんとも言えないかわいらしさです。 でもちょっと待てよ、なんだか曲がってるかも。こんな心配をされた方も多いかと思います。 生え始めの赤ちゃんの歯は、曲がって生えていてもそれが普通。他の歯が生えてくれば、自然にあるべき場所に落ち着いてきます。 しばらくたつと、どんどん歯が増えてきます。

でもやっぱりちょっと待てよ、歯と歯の間に隙間があるぞ。これも普通。次に生えてくる大きな大人の歯がおさまるためには、隙間があったほうがいいんです。 前歯が上下4本ずつくらい揃ってくると、今度はかみ合わせなんかも気になってきます。

「上の歯より下の歯の方が出てる。」と心配そうなママもまだ大丈夫。奥歯(前から4番目より奥の大き目の歯)までしっかり全部生え揃うまでは、かみ合わせはまだまだ流動的です。生え揃ってからも、「噛んでごらん。」なんて言うと、子供は普通の噛み方がよくわからなくなってしまって、受け口にかんでしまうことがよくあります。普段のかみ合わせの様子をよく見てあげてください。 奥歯までしっかり生えた。その時点で上の前歯より下の前歯のほうが普通にかんだときに前にでていたり、奥歯で噛んだときに上の前歯と下の前歯との間に隙間ができてしまったり、など噛み合わせに不安のある場合には、歯医者さんに相談してみてください。 噛み合わせの問題の中には、指しゃぶりなどのくせが原因のものもあって、くせをやめれば自然に直ってしまうものもあります。

歯医者さんが見て、自然に直る可能性があまりないな、、と思われるときには、「矯正歯科」という噛み合わせを正しくすることを専門としている歯医者さんを紹介してもらえると思います。 矯正歯科では、いつ頃からどのような治療をはじめるべきか、、など、詳しい相談にのってもらえると思いますので、何か気になることがあったら気軽に相談してみてください。 さて、6歳くらいになると、今度は子供の歯が抜けて大人の歯に生え変わってきます。

最初に変わるのは前歯。はじめて大きな大人の歯が出てきたときは、乳歯にくらべてあまりに大きいことにびっくりされる方も多いようです。 ここでまた「曲がって生えてきた!」という心配がでてきます。でもこの時期の前歯は、互いに外を向いて生えてくるのが普通です。歯医者さんの専門用語の中にもこの時期をさす言葉があって、「醜いアヒルの子期」なんて言うんです。 前歯が生え揃う頃までにはちゃんとまっすぐ向いてくれるようになりますので大丈夫です。

大人の歯が生えてくるとき、前から3番目の歯(糸切り歯)は、その後ろの歯よりも遅く生えてくることが普通なため、生えるスペースを失ってしまって、横に飛び出して生えてしまうことがよくあります。八重歯なんていわれるのがこれです。 「かわいい!」なんて意見もあるのかもしれませんが、歯並びとしては決して正しいものではありません。 子供の場合は、顎の成長や歯の生え変わりの時期を上手に利用して歯を正しいかみ合わせに導くことができますので、気になることがありましたら、早めに「矯正歯科」の先生に相談してみてください。 きれいな歯並びは、子供の一生の財産です。
078-793-1320